|エンディングノート作成講習会を開催しました

令和4年6月29日(水)、地元町内会でエンディングノート作成講習会を開催しました。

呼びかけ先は、町内会の老人会の皆さまです。

終活などについて、気になりだしている方がいらっしゃるのではと思い、エンディングノートを作成してすっきりしていただきたいと、作成講習会を開催しました。

老人会の会長と話をした段階では、5組位の方が来られるのではというお話でしたが、当日なんと20名近くの方がいらっしゃいました。

不安なのですね。


内容としては

まずエンディングノートは、なぜ必要か、何のために作成するのかをご説明しました。

① 自分のために作成するのです

人生を振り返り、残りの人生を自分らしく楽しく生きるために、書きましょう。
やりたかったけれどやり残したことはありますか。もう一度会いたい人はいますか。もう一度行ってみたいところはありますか。
そのことを書きましょう。


② 家族のために書きましょう

意思表示ができるうちに、認知症になったとき、重大な病気になったとき、介護が必要になったとき、最期の時はどこで迎えたいかを書きましょう。
家族はあなたの気持ちを大事にしてくれるでしょう。


エンディングノートは、これからの自分の人生を、楽しく前向きに生きるために作成するものです。


その後、TOS佐々木会計の特徴である、2段階でのエンディングノートの作成についてご説明をしました。

① 亡くなる前から残った家族のために宣言しておく

「第1章 介護・葬儀・お墓の希望について書くエンディングノート」です。

私はエンディングノートの本来の考えはここにあると思っています。


② 亡くなった後、家族の方にじっくり読んでいただくものです

「第2章 亡くなった後に読んで欲しいことについて書くエンディングノート」です。

財産の内容や残された家族へのメッセージを書いていただくものです。

遺言書に近いものです。


説明後、いろいろ質問をお受けしました。

内容は、遺言書の作成の仕方、相続税の計算の仕方、エンディングノートを作成したらどこにおいておけばいいの、子供名義の預金は、などでした。

最終的には、財産についてのことが不安なことだと理解しました。

次回の講習会では、財産についてもう少し詳しくお話をしたいと思います。

ご不明な点等ございましたらお気軽にお問い合わせください。

税理士法人 TOS佐々木会計

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