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税務を取り巻く環境は、年々大きな変化を見せています。 このコラムでは、世の中の動きをプロの視点から できるだけ分かりやすく解説していきたいと思います。
7月号
ふるさと納税について

最近、急に暑くなり海開きが待ち遠しいですね。

海といえば、今月は海の日がありますが、海の日に続いて山の日が制定されたと、先日ニュースで目にしました。

私も、海の日があるのに山の日がないことに違和感があったので、何だかすっきりした気持ちになりました。

海や山というと、田舎の美しい風景を連想する方も多いと思います。

海の日、山の日という自然に関する祝日を制定できるということは、日本は美しい自然に恵まれていると改めて実感しました。

皆様のふるさとにも自慢の美しい海や山があるのではないでしょうか。

ところで、ふるさとといえば、税務の世界にはふるさと納税という制度があるのを皆様も聞いたことがあると思います。

そこで、今回のコラムではふるさと納税についてお知らせします。

■ ふるさと納税とは

ふるさと納税は、自分で選んだ地方自治体に寄付できる制度で2008年から始まりました。

納税とあるので勘違いしやすいですが、新たに税を納めるのではなく、ふるさとに指定した自治体へ寄付をすることをふるさと納税と言います。

また、ふるさとに指定する自治体は自由に決めることができ、お世話になった自治体やこれから応援したい自治体などをふるさとに指定することができます。

■ 特典について

地方自治体によっては、寄付に対するお礼の特典として、その地方の特産品、名産品を送ってくれる所があります。

最近では、寄付をした自治体から贈られる特典がさらに多彩になりました。

中には、ステーキやお米、メロンといった食べ物から、真珠、ゲームソフト、サッカーのチケットと様々な特典があります。

■ 税金の控除について

ふるさと納税では、個人住民税を払っている人が、地方自治体に寄付をした場合、2,000円を超える額について、住民税(2,000円を超える部分)と所得税(2,000円を超える部分)から一定の控除を受けることができます。

例えば、A市に住む人がB市にふるさと納税として寄付すると、A市への住民税は、税額控除により減額され、B市に税金を納めたのと同じようなことになります。

但し、寄付金控除を受けるには、寄付をした方が、地方自治体が発行する領収書を添付して確定申告をする必要があります。

以上が、ふるさと納税についてです。

皆様の中には、美しい海や山に囲まれた福島県出身の方やゆかりのある方がいらっしゃると思います。

ふるさと納税の中には、福島県などで復興支援ができるものがあるのをご存知でしょうか。

私は、都心出身でふるさとに対して憧れがあるので、美しいふるさとのため復興支援に貢献できたらと考えています。

皆様もふるさと納税を利用して、被災地の美しい風景を復活させましょう。

今回のコラムについて詳細を知りたい方は、お気軽に当事務所までご連絡ください。



2014/07/01
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